リビジョンはとても便利な機能ですが、記事を編集するたびにリビジョンが溜まりサーバーに負荷を与える原因になります。
そこで、
- リビジョンが残るのを完全停止する
- リビジョンの数を制限する
- リビジョンの自動保存を停止する
- リビジョンの自動保存の間隔を設定する
の4つの方法を解説します。
リビジョンをある程度コントロールしたい人は、ぜひ試してみてください。
WordPressのリビジョンを停止・制限する方法
リビジョンを完全停止する手順
WordPressのインストールフォルダにある「wp-config.php」に以下のコードを追加してください。
define('WP_POST_REVISIONS', false);
「require_once(ABSPATH . ‘wp-settings.php’);」より上に追加する必要があります。
↓「wp-config.php」にコードを追加したことで、リビジョンは表示されなくなりました。リビジョンを停止している間はリビジョンは保存されません。
「wp-config.php」を編集する時は、必ずバックアップを取っておいてください。
リビジョンに保存される数を制限する手順
同じく「wp-config.php」にコードを追加します。
例) リビジョン数を「5」に制限する場合のコードは以下です。
define('WP_POST_REVISIONS', 5);
↓何度、記事を編集しても「5」以上のリビジョンは保存されなくなりました。常に最新の5件のリビジョンが保存されます。
「require_once(ABSPATH . ‘wp-settings.php’);」より上に追加する必要があります。
リビジョンの自動保存を停止する手順
リビジョンの自動保存を停止するには「functions.php」にコードを追加します。
「functions.php」の一番下に以下のコードを追加してください。
<?php function disable_autosave() { wp_deregister_script('autosave'); } add_action( 'wp_print_scripts', 'disable_autosave' ); ?>
「functions.php」を編集する時は、必ずバックアップを取っておいてください。
リビジョンの自動保存の間隔を設定する
「wp-config.php」にコードを追加します。
例) 10分ごとに自動保存させる場合、「10分 × 60秒 = 600秒」となります。
define('AUTOSAVE_INTERVAL', 600 );
「require_once(ABSPATH . ‘wp-settings.php’);」より上に追加する必要があります。
最後に
リビジョンは便利な機能ですが、溜め過ぎるとサーバーに負荷を与えてしまいます。
ご自身の運営状況によって臨機応変にリビジョンをコントロールするようにしてください。
以上「WordPressのリビジョン(自動保存含む)を停止・制限する方法!」でした!
それではまた。
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