WordPressでサイトを構築すると、様々なWordPressプラグインを利用します。そして、プラグインは常にバージョンアップされていて、WordPressの管理画面でアップデートすることができます。
↓こんな感じに管理画面にアップデートの通知がきます。
ただ時に、考えなしにアップデートを行うと、そのアップデートが原因でトラブルが起こるケースもあります。
今まで使えていたプラグインの機能が使えなくなったり、サイト自体が真っ白になって表示されなくなったりと、後々に大きな修正作業が降りかかります。
今回はアップデート時のトラブルを避けるために、プラグインのアップデート時に気を付けることと、アップデート時の作業の流れ、そしてトラブルが起こった時の対処方法を備忘録としてまとめてみました。
WordPressプラグインのアップデート時に注意すること!
考えなしにプラグインをアップロードすると以下のような状態になるかもしれません。十分にご注意ください。
単純に動作しなくなる!
以前、管理画面から写真をアップロードして使用するギャラリー機能のプラグインを使っていたのですが、WordPress本体との互換性の問題なのか、アップデートした瞬間、管理画面から写真をアップロードできなくなってしまいました。
泣く泣く他のプラグインを入れ直して、対応するしかなくなった苦い記憶があります。
カスタマイズした設定が上書きされる!
私はあるプラグインを自分のサイトに合わせて、カスタマイズしていたのですが、プラグインをアップデートした瞬間、設定が全てデフォルトに戻ってしまいました。1日かけて対応した作業だったので、かなりガックリしたのを記憶しています。
時に一部有料化される!
ごくまれですが、今まで無料で使用できていたプラグインがアップデートした瞬間、一部有料化されるケースもあります。最近ではバックアッププラグインである「BackWPup」が一部有料化されてしまいました。
上記の問題が起これば、必ず大きな作業が発生します。プラグインのアップデートをするなら、リスクヘッジを考えて対応すべきです。
WordPressプラグインのアップデート時の作業の流れ!
上記のトラブルが起こってからは、私は以下の流れでプラグインをアップデートしています。
アップデートするプラグインのバックアップ!
必ずアップデートするプラグインをFTPでダウンロードし、バックアップしておきます。こうしておけば、後で元に戻せるので安心です。
プラグインは「/○○.com/WordPressをインストールしたフォルダ/wp-content/plugins」に格納されています。
↓FTPソフトを利用してダウンロードします。下記は「trust-form」プラグインをバックアップする場合です。
アップデートするプラグインを一旦停止!
プラグインのバックアップができたら、管理画面よりアップデートするプラグインを停止します。
↓「管理画面」⇒「プラグイン」⇒「インストール済みプラグイン」をクリックし、該当のプラグインの「停止」をクリックしてください。
停止したプラグインをアップデート!
↓プラグインを停止した後に、アップデートします。
アップデートしたプラグインを有効化!
↓アップデートが完了したら再度、プラグインを有効化します。
最後に不具合がないかのチェック!
有効化したプラグインに不具合がないかチェックします。表示上で問題がないか、管理画面で問題なく動作するか十分にチェックしてください。
トラブルが起こった場合の対応策!
どのプラグインのアップデートが原因でトラブルが起こったのかをチェックし、FTPソフトでブラグインフォルダを削除してください。
そしてバックアップしていたプラグインをアップロードすれば、元の状態には戻るはずです。何かが起こった時の解決法は、これ以外ありません。
最後に!
アップデートのボタンを一回押すだけで、サイトが壊れてしまうこともあります。WordPressプラグインのアップデートには十分、注意して対応しましょう。
アップデートする時には面倒かもしれないですが、必ずバックアップを取って対応することをおすすめします。
以上「WordPressプラグインをアップデートする時の注意点まとめ!」でした!
それではまた。
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