こんにちは!
基本的に当ブログはWordPressの使い方とカスタマイズの方法をまとめる為に作ったにも関わらず、いまだにWordPressの記事を投稿していませんでした(-_-;)。
ブログを立ち上げてから1ヶ月近く経つので、そろそろWordPressに関する記事を投稿したいと思います。
私がまずWordPressの記事で最初に投稿しようと思っていた内容は、「WordPressをローカル環境で設置する方法!」もしくは「各サーバごとのWordPressのインストール方法!」のどちらかを記事にするつもりでした。何にしてもWordPressをインストールしない事には始まりませんので。
今回は「WordPressをローカル環境で設置する方法!」を記事にしたいと思います。「各サーバごとのWordPressのインストール方法!」は次の機会にします。
ちなみにWordPressに関する説明はもういらないですよね?「WordPressって何?」って方はこちらの「WordPressの実を公開しました!」の記事をご確認下さい。簡単ですが、WordPressについて説明しています。
通常、WordPressを動かす為には「ドメイン」と「サーバ」が必要です。「ドメイン」とはネットワーク上の住所みたいなもので、このサイトでは「wp-technique.com」がそれに当たります。「サーバ」はデータの保管庫です。この「サーバ」に入っているファイルをサイトとして閲覧しています。もちろん「ドメイン」「サーバ」ともに有料です。
ただ初心者の方がいきなり、お金を出してサイトを立ち上げるのは、ちょっと敷居が高いですよね。出来れば前もってどんな感じか確認しておきたい所です。そこで自分のパソコンに仮想サーバを作り、WordPressを設置してみたいと思います。「ローカル環境に設置する」というのは、そういう意味です。
それでは「WordPressをローカル環境で設置する方法!」の手順を説明します。
最初に仮想サーバを作る!
XAMPP(ザンプ)をダウンロードしインストール!
まずは「XAMPP」をダウンロードしインストールします。いきなり訳の分からない言葉が出てきましたね。
「XAMPP」とは何かというと、サーバ環境(Apache)やデータベースサーバ環境(MySQL)、PHPといった標準的なサーバに必要な機能を1つにしたフリーソフトウェアの事です。
プログラムなどの開発、学習用に使用されるケースが多いと思います。
この「XAMPP」を自分のパソコンにインストールする事で、仮想サーバが作成され、WordPressが設置できるようになります。
XAMPPのダウンロード!
以下のサイトより「XAMPP」をダウンロードして下さい。現時点での最新バージョンは「XAMPP 1.8.3」です。
2015年2月現在の最新バージョンは「5.6.3」です。
↓今回は「Installer」よりダウンロードしました。
XAMPPを実行!
↓ダウンロードしたファイルを実行してください。
↓以下の警告画面が表示されます。「C:\Program Files (x86)」フォルダにインストールしないで下さいと書かれています。「OK」をクリックしてください。
Setup画面が表示されます!
↓「Next」をクリックしてください。
↓チェックはデフォルトのままで「Next」をクリックしてください。
↓保存場所は「C:\xampp」で「Next」をクリックしてください。
↓チェックは外さずに「Next」をクリックしてください。
↓「Next」をクリックしてください。
↓インストールが終わるまで、お待ち下さい。
↓チェックは外さずに「Finish」をクリックしてください。
これで「XAMPP」のインストールは完了です。
XAMPPの起動!
↓「XAMPP」のインストールが完了した後、自動的にXAMPPコントロールパネルが立ち上がります。
「Apache」の「Start」をクリック!
これで以降WEBブラウザで「http://localhost」とURL欄に入力すると、Apacheサーバーにアクセスできます。
「MySQL」の「Start」もクリック!
これで「Apache」と「MySQL」を利用できるようになりました。「Apache」を動かす時は必ず「Start」をクリックしてください。「Apache」が起動していれば「http://localhost」でサーバにアクセスできます。
「http://localhost」にアクセス!
↓「XAMPP」のトップページが表示されます。「日本語」をクリックしてください。
↓「XAMPP」が正しくインストールされました。
おめでとうございます!「XAMPP」が正しくインストールされましたよ。
MySQLのパスワードを設定!
「セキュリティ」をクリック!
↓「http://localhost/security/xamppsecurity.php」をクリックしてください。
「新しいパスワード」を入力!
今回は「root」に変更し「パスワードを変更しました」をクリックしてください。このパスワードは人に知られない様にして下さいね。
これで「MySQL」のパスワードの変更ができました。
MySQLにデータベースを用意!
↓「phpMyAdmin」をクリックしてください。
↓「phpMyAdmin」のトップが開きますので「データベース」をクリックしてください。
↓「データベース」を作成します。データベース名:任意(サンプルではwp)。
これでWordPressに使用するデータベースが作成できました。
WordPressを導入!
WordPressをダウンロードしインストール!
以下のサイトより「WordPress」をダウンロードして下さい。現時点での最新バージョンは「WordPress 3.6.1」です。
2015年2月現在の最新バージョンは「WordPress 4.1」です。「3.6.1」を「4.1」に置き換えてください。
「wordpress-3.6.1-ja.zip」を実行!
↓ダウンロードしたファイルを実行するとフォルダが展開されます。
展開された「フォルダ名」を変更!
↓今回は「blog」に変更しました。
「wp-config.php」ファイルを作成!
WordPressをインストールする為には「wp-config.php」を作成する必要があります。
「C:\xampp\htdocs」へ移動させた「blog」フォルダ内にある「wp-config-sample.php」をコピーして「wp-config.php」へファイル名を変更してください。この「wp-config.php」はWordPressの設定情報になります。大事なファイルなので、間違えて削除しないように気を付けて下さい。
「wp-config.php」ファイルの設定情報を変更!
「wp-config.php」ファイルを開いて下さい。基本は「DB_NAME」「DB_USER」「DB_PASSWORD」の変更となります。
「DB_NAME」は「データベース」を作成した時の「データベース名」になります。「DB_USER」は「root」、「DB_PASSWORD」は先程変更したパスワードである「root」になります。
ins { /** WordPress のためのデータベース名 */ define('DB_NAME', 'wp'); /** MySQL データベースのユーザー名 */ define('DB_USER', 'root'); /** MySQL データベースのパスワード */ define('DB_PASSWORD', 'root'); }
WordPressをインストール!
↓以下のURLにアクセスして下さい。
「blog」の部分は変更したファイル名によって変わります。
必要情報を入力し「WordPressをインストール」をクリック!
ユーザー名:任意(デフォルトはadmin)
パスワード:任意(推測されにくいもの)
メールアドレス:任意
プライバシー:チェック。
必要情報を入力し「WordPressをインストール」をクリックしてください。
「成功しました!」画面が表示されるので「ログイン」をクリック!
↓「ログイン」をクリックしてください。
「ユーザー名」と「パスワード」を入力し「ログイン」をクリックしてください。
↓「ユーザー名」と「パスワード」を入力し「ログイン」をクリックしてください。
↓管理画面にログインできました。
「http://localhost/blog/」でブログページを確認!
↓「http://localhost/blog/」にアクセスするとブログページが表示されます(ブログのデザインはTwenty Thirteenです)。
WordPressのインストールが完了しました。
最後に!
これでローカル環境でWordPressのカスタマイズが可能です。サイトを作成する時は一度ローカル環境で構築し、問題がなければ本番環境にアップするという流れになります。
WordPressを使ってみたい方は、ぜひ一度、お試し下さい。
以上「テストするのに便利!WordPressをローカル環境で設置する方法!」でした!
それではまた。
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