こんにちは!
今まで「パンダアップデート」そして「ペンギンアップデート」とWEB業界を騒がせる「Google」のアップデートが行われ、去年、導入された「ハミングバード」に関しては、この世に存在するWEBサイトの90%に影響を与えたと言われています。
「ハミングバード」の特徴は会話型検索の処理能力の向上で、ユーザーの質問(キーワード)に対する答え(コンテンツ)を持っているかというのが重要視されます。つまりユーザーの望む答えを持っていない中身のないサイトは、軒並み評価を落とすということです。当然ですが、質問に答えるためには質の高いコンテンツが必要です。
この「ハミングバード」の導入を境に「ハミングバードが導入されてコンテンツ重視になった!」という声や文章を、よく見たり聞いたりするようになり、私の中で、ちょっと違和感を感じる時がありました。
まるでWEB上で見つけた一文を切り取って言葉にしているだけのような、変な違和感を感じていました。そもそも「ハミングバード」が導入される以前から「Google」はコンテンツは大事だというスタンスだったような気がするのですが、違いましたっけ?
アップデートが導入される以前のSEO対策は?
常に質の高いコンテンツを提供しているコンテンツ重視の正当なサイトも数多くありましたが、中身のない被リンクも効果があったので、ペラページをたくさん作り、そこからメインサイトにリンクを貼ったり、システムを使って、自動相互リンク集でリンクを集めたり、お金でリンクを買ったりとブラックなSEO対策をしているサイトも数多くありました。
被リンクを貼っただけで結果が出るのなら、楽なSEO対策をしたくなるのが普通です。WEBに関わっていたほとんどの方がこの楽な方法を選択したのではないでしょうか?
間接的にですが、過去に私もブラックなSEO対策をしていました。後々、この安易な選択が自分の首を絞めることになるのですが。
しかし、そういった中身のないSEO対策をしているサイトは「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」の導入でペナルティを受けたり、圏外に飛ばされたりと、軒並み壊滅し小手先のSEOは通用しなくなりました。
再度コンテンツ重視がクローズアップされた!
ブラックなSEO対策が通じなくなったので元々、大事だったコンテンツ重視が再度クローズアップされただけで、本来の「Google」が望む流れに戻っただけのように思います。
要は「ハミングバード」が導入されて、よりコンテンツが重視されるようになったという訳ではなく、最初から「コンテンツは大事でしたよ」という話です。それだけに「ハミングバードが導入されてコンテンツ重視になった!」という言葉を聞くとなんか違和感を感じます。
ここ最近、テンプレートのようにコンテンツ重視になったという言葉や文章を見たり聞いたりする機会が多かったので、釈然としない思いがあり記事にしてみました。
最後に!
「ハミングバードが導入されてコンテンツ重視になった!」と言うのはいいですが、何故そうなったのか最低限は知っておいた方がいいように思います。特にWEB業界にいる方は知っておくべきことですね。
コンテンツは今も昔も大事です。
以上「Googleって昔からコンテンツ重視じゃなかったでしたっけ?」でした!
それではまた。
コメント